コンテンツについて

ここのコンテンツは,世界のエネルギー資源を考察するためのものです。

Web地図・世界編

Web地図・国内編

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夜の世界地図

夜の都市の灯りを考察するコンテンツ

NASAの「夜の世界地図」という,都市の灯りのデータと,世界の主な都市の分布,国の分布を重ね合わせられるようにしたコンテンツです。明るい所は,ヨーロッパ,北アメリカ,日本などの先進国と,アジアで1990年代以降に経済発展した中国やインドであることや,北朝鮮に「灯りがない」ことなどが読み取れます。また灯りの中心にある都市が,具体的にどのような都市であるのかといったことも読み取れます。

 

主な国の一次エネルギーの国別供給量

主な国の一次エネルギー供給量(2017年)

      

二宮書店のデータブックオブザワールドのIEA統計を使い,主な国の一次エネルギー供給量について,全体,石油,石炭,天然ガス,電力・バイオなどの項目別に,エネルギー供給量(消費量)の国別の傾向を考察するためのコンテンツをつくりました。一次エネルギー全体の供給量(消費量)が多い国は,先進国や中国・インドなどの新興国,産油国のあたりであることが分かります。また項目別に各国のエネルギー供給量の違いをみることで,地域性のようなものも見えてきます。

主な国の発電量

主な国の発電量(2017年)

二宮書店のデータブックオブザワールドのIEA統計を使い,主な国の発電量について,全体,火力,水力,原子力,再生可能エネルギーの項目別に国別の傾向を考察するためのコンテンツをつくりました。主要な発電を何にしているのかといった観点で,発電型による国ごとのタイプ分けなどに使えます。

主な国の再生可能エネルギーによる発電量(2017年)

二宮書店のデータブックオブザワールドのIEA統計を使い,主な国の再生可能エネルギーによる発電量について,国別の総量と,風力,地熱,太陽光,バイオ燃料のそれぞれを利用した発電量について比較考察するためのコンテンツです。再生可能エネルギーの利用についても地域差があることなどが確認できます。

石油・石炭・天然ガスの生産量・輸出量・輸入量の上位国

  

二宮書店のデータブックオブザワールドの統計を使い,世界の石油・石炭・天然ガスの生産量・輸出量・輸入量の上位国の分布を考察するコンテンツをつくりました。それぞれの上位国は,地帯構造,産業構造,エネルギー政策によって特徴のある国になっていることが読み取れます。

石油の生産量・輸出量・輸入量の上位国(2017年)

石炭の生産量・輸出量・輸入量の上位国(2015年)

天然ガスの生産量・輸出量・輸入量の上位国(2017年)

 

石油・天然ガスの鉱床と大地形との関係

■石油と天然ガスの鉱床の位置を考察するコンテンツ

オスロ平和研究所(PRIO)の公式サイト内にあった石油・天然ガスの鉱床データと, アメリカ地質研究所の火山データ,テキサス大学地球物理学研究所のプレート境界データを組合せて,石油・天然ガスの鉱床の位置を考察するためのコンテンツをつくりました。授業での説明では,資源の鉱床と大地形が対応しているとされていることが多くなっています。ただこの図で,現実の油田の鉱床を考察すると必ずしも,油田の分布と新期造山帯の分布は完全な対応関係にないことがわかります。

この点,二宮書店の公式サイト(「炭田や油田の分布」と「造山帯の分布」の関連について)油田が形成される過程についてをみると,造山運動によって「基盤岩がつくられる年代」によって大地形が決まるものの,石油や石炭は大地形ができた後の時代にも,生物の遺骸を大量に含む堆積岩ができてそこに生成されることも多いため,大地形と資源の鉱床位置が対応することはないとのことです。とくに油田を含む中生代以降の堆積岩は,古生代や先カンブリア時代にできた基盤岩の上にのっていることが多く,油田は新期造山帯に比べ古期造山帯や安定陸塊(卓状地)に多く分布しているそうです。サウジアラビアのあたりの油田も,そうしたものの好例なのでしょう。

 


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