※ファイルの読み込みに時間がかかるのですが,ご容赦ください。
このコンテンツは,世界の自然災害リスクの実態を考察するためのものです。熱帯低気圧,干ばつ,大規模洪水,地震,火山災害についての自然災害のリスクについて考察することができます。関係のデータはすべて,HDX(Humanitarian Data Exchange)のデータを活用しています。干ばつはもともと乾燥傾向のある地域に多かったり,アクティブな火山は環太平洋と東南アジアの島嶼部に多いとか,熱帯低気圧は緯度15度前後で発生しているとか,いろいろな考察ができるはずです。
注)読み取りの際は,単年度比較という観点での読み取りをしてください。
1980年代,1990年代,元データの中で最新年の2001年のレイヤを重ねました。地中海性気候,ステップ気候,サバナ気候地域など乾燥傾向があったりという所に集中しているような感じが読み取れるのかなと考えます。
1990年代,2000年代,2010年代,元データの最新年の2019年のレイヤを重ねました。1990年代よりも,2000年代,さらに2010年代の方が大規模洪水発生地域が広がってきているような感じが読み取れます。これは「気候変動」が背景でしょうか。
グローバル火山モデル(GVM)および国際火山火山化学協会(IAVCEI)のデータに依拠したコンテンツです。アクティブ状態にある火山については,リスクが1~3と,それ以外のものがあります。このうちリスク1~3の火山を示しました。リスクがもっとも高い「リスク3」の火山が,特定地域に集中しいることが読み取れます。
1969年から2010年に発生した「主な熱帯低気圧」の経路から,熱帯性低気圧の発生場所,経路のコース,消滅場所を考察するコンテンツです。赤道付近では発生しないことや,特定の緯度の付近で発生,消滅していること、コースが湾曲していることなどが読み取れます。
なおこのデータでは,ある経度に到達したところが消滅点とするようなルールがあるようです。その点も注意したほうがよいです。
このコンテンツでは,活火山データ(海底火山ふくむ),地震の震源の震央,3つのプレート境界が表示できまする。プレートと火山,地震の震源の震央との位置関係を考察できます。プレート境界のデータはテキサス大学地球物理学研究所(UTIG)のサイトの PLATES_PlateBoundary_ArcGIS.zipのデータ,火山のデータはEarthWalkのサイトから入手できるharvard-glb-volc-shapefileのデータ,地震の震源の震央データはUSGSのサイトから2000年~2016年のデータを使っています。