地形図を折る

【地形図を折る】

ミウラ折り(Miura Folding)とは,1970年に三浦公亮氏(東大名誉教授,宇宙科学研究所,現宇宙航空研究開発機構)が地図を折る方法の一つとして考案した方法である。人工衛星の太陽光発電のパネルの展開方法に用いられているとして世界的に有名な方法である。折った地図の両端をつまんで広げたり縮めたりすることで,地形図全体が展開したり,コンパクトにまとまったりする大変画期的な折り方である。実際の地形図を使った学習においては,地形図を折りたたむ方法についての生徒への教授も重要なスキルであるが,この具体的な方法は亀野誠二氏の個人サイト「カメの外部記憶」の中にある「地図をミウラ折りにしてみよう」に詳しい。

ミウラ折りの全てを掲載している公式サイトである。

 自分の地図作り

Googleマップに直接,ライン(直線,フリーハンドの線)や円,図形,テキストを描き込む機能をもったオンラインツールである。電子黒板的な要素もある。本来は英文ツールでありながら,日本語の言語選択もできるため,若干,日本語におかしな点があるが,それでも比較的使用しやすいツールである。作った地図をGoogle EarthのKML形式で保存することができるのも特徴の一つである。使用にあたっては登録(無料)が必要であるが,基本的には左上に表示されるツールメニューで描画のモードを変えていき,使用していくだけである。

ドイツのStepMap社のサイト上にあるオンラインツールStepMapは,大変ユニークな作図ツールである。様々なテーマとオプションにより,「自分の地図」が作れる。地図上の任意のポイントに記号,ライン,画像,動画,テキスト,音声を挿入することもできる。使用にあたっては,サイトに登録する必要がある。

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