世界銀行統計からMANDARA統計地図をつくる

 

 

 

Alfred Lothar Wegener (November 1, 1880 – November 1930)

  • 1.準備

  • 2.世界銀行データを入手する

  • 3.MANDARAでベースマップをつくる

  • 4.MANDARA用データの作成

  • 5.MANDARA地図の完成

1 地図太郎グローバルスケールの統計地図を作ろう

私は,GISソフトを我々高校地理教員が「活用」する上では,もっと生徒や教員がグローバルスケールの統計地図を簡単に作れるようにすることで,それらを使った「現代世界の地理的な諸課題の地域性」の考察機会を増やすべきだと考える。そのため,その一環として私は,「地図太郎でグローバルスケールの統計地図を作るための支援コンテンツ」を作成した。

2 まず「世界の統計地図をつくるための準備品】をそろえよう 

 (1)GISソフトMANDARAの最新version・・・・・・・・・・・最新版はここからダウンロードする。

 (2)田中の自作コンテンツ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ここからダウンロードしてください。

3 圧縮形式の「田中の自作コンテンツ」を解凍しておこう。

解凍すると下のような2つのEXCELコンテンツが中に入っている。

4 世界銀行統計データを入手する

 続いては世界銀行データの入手である。これについては私のダウンロードしたコンテンツのうち「世界銀行」というExcelファイルを使用する。

1.まず「世界銀行」のファイルには,@〜Bの3つのシートがある。このうち始めに@The worldbank  indicatorsデータ検索というところで,自分が統計地図を作りたい「指標」を探して,そこをクリックする。 たとえばここでは,「一人当たりGNI(米ドル)」を選択しクリックする。

2.すると世界銀行統計のデータ取得のページにジャンプする。

3.そうしたら右側の赤いパネルの「ダウンロード」のところにマウスを合わせて軽くクリックする。するとダウ ンロードするファイル形式の選択画面がでてくる。ここでは「EXCEL」を選択し,データをダウンロード する。

3 MANDARAでベースマップをつくる

1.続いて,統計地図のベースマップとなる世界地図を作成しなければならない。「世界銀行」というExcelコンテンツの中に 「BData for MANDARA」というシートがあるが,このシートを表示させて,その中のオレンジ色のボタンのうち,ベースマッ プしたい図法の地図を選択し,それをクリックするとMANADA形式の地図のダウンロードができる(もちろんオンラインの時の み)。

2.MANADARA地図がダウンロードできたら,そのMANDARA地図ファイルを開く。そしてツールバーの中の「編集」→「属性 データ編集」→「属性データ編集」をクリックする。

3.このような「属性データ編集の画面」が表示されたら,しばらくこれを放置しておく。

4 MANDARA用データの作成

1.続いて,先程入手しておいた「世界銀行のデータ」の名称を「data」に変更し,それを「ダウンロードしたフォルダの中」に ドラッグして中に入れる。つまり,中の「data」というファイルに上書き保存することこで,データのさしかえを行う。

2 それが終わったら「one clik MANDARA用データ入手」というボタンをクリックする。これだけでクリップボードにほし   いデータは全てコピーされたことになる。

5 MANDARA地図の完成

1 つづいて改めてMANDARA地図の属性編集画面を開いて,左上の「タイトル」という所にマウス  をあわせ,右クリック→「貼り付け」を行う。するとデータがすべて「一人当たりGNI」のデー   タに置き換わる。

 

2 上の作業後は,画面右上の「OK」をクリックして,画面をとじる。すると左のような画面が表示  される。

      

 

3 続いて「データ項目」という所をクリックすると,データ一覧が表示されるが,ここで地図化した  い年次を選択する。「2015年」だったら2015である。

      

 

4.年次の選択後,画面左下で「区分方法」を選択する。分布の偏りを強調したい場合,「標準偏差」をするとよい。ただここで自動設定される境界値は,小数点以下の細かい数字である。しかもマイナスの数字が紛れ込んでくることもある。

 

 

      

5.しかし私が地理で統計地図を作図するときは,比較的大きな数字で連続性のある500,1000,5000,10000のような設定をすることが多いので,私の場合は,いつもこの「標準偏差」の値を参考にして,もう少し大まかな境界値に設定仕直すことにしている。

つまりこのケースだったら,図の左下の「区分方法」を「自由設定」,「分割数」を「5」として,3000,20000,10000,5000と設定していく。

6.上の様な設定で,「描画開始」のボタンをクリックして表示されるのは,こうした統計地図である。一人あたりGNIでは,先進国で高い値となっていて,アフリカ,南・東南アジア地域で低い値となっている傾向がよく分かる図である。

 

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