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Cアメリカの郡別統計地図をつくる
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松浦武四郎(1818-1888)
江戸時代末期から明治にかけての地理学者として、またアイヌ民族庇護者として知られる。蝦夷地を探査し、北海道という名前を考案したともいわれる。また全国各地を旅し,松浦武四郎日誌を残している。
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1.アメリカの郡別統計地図を作ろう
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2.データの入手
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3.MANDARA用データの作成
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4.MANDARAで郡別地図を作る
1 アメリカの郡別統計地図を作ろう
アメリカ合衆国のUnited States Census Bureauの統計サイトのhttps://www.ers.usda.gov/data-products/county-level-data-sets/county-level-data-sets-download-data/ というページでは,最新が2007〜2009年の年次のものであまり新しくはないが,郡単位のデータが入手できる 。残念なことに,このサービスについてはサポートを終了したということで今後,データの更新はないということなので,さらに新しい情報ソースを見付ける必要があるが,私は,ここで得た郡単位データを使って,MANDARA統計地図を作るコンテンツを作成した。
2 まず「郡別統計地図をつくるための準備品」をそろえよう
(1)GISソフトMANDARAの最新version・・・・・最新版はここからダウンロードする。
(2)田中の自作コンテンツ・・まずはここから「私のEXCELマクロコンテンツ」を,またここから「MANDARA地図化のために作成した 世界地図フォー
マット」を入手してほしい。
3 郡別統計地図をつくるためのデータを入手
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(1)EXCELマクロコンテンツの1番目のシート「@のデータ検索」で,入手したいデータを決める
まず「私の自作エクセルコンテンツ」のファイルには,@〜Bの3つのシートがある。このうち一つ目の「@のデータ検索」で,入手したいデータを決めなければならない。表は大半が英語であるが(カテゴリーは私が日本語訳した),とくにItemDescription(データの内訳)の所から統計地図化したいデータを決める。決まったら,そのデータに対応する「data name(データ名)」を確認する。
たとえば人種統計のところで,「Resident population: Black alone, percent (July 1 - estimate) 2009」つまり,2009年の郡別黒人割合であれば,「RHI225209D」がデータ名となる。 |
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(2)EXCELマクロコンテンツの2番目のシート「Aデータの入手」で,該当データをダウンロードする。
続いてEXCELマクロコンテンツの2番目のシート「Aのデータの入手」で,地図化するデータの「data name」の最初の三文字、たとえば「RHI」と同じ名前の「ZIPファイル」の所をクリックして,データをダウンロードする。ダウンロードされるファイルは圧縮形式であるが,解凍すると中に,そこには2つのファイルが入っている。 |
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(3)該当データを,ダウンロードデータから見つける。
ファイルの中から「RHI225209D」のデータを探す方法は,自分の目で見て探すしかない。ただし「RHI」の後ろの数字は昇順となっているので,比較的早く見つかるはずである。 |
4 MANDARA用データの作成
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(1)EXCELマクロコンテンツの3番目のシート「BMANDARデータ入手」で,MANDARAの世界地図フォーマットに流し込むためのデータをつくる。
続いてEXCELマクロコンテンツの3番目のシート「BMANDARデータ入手」で,MANDARAの世界地図フォーマットに流し込むためのデータをつくるが,その前に必ず,このシートの「リセットボタン」をクリックしておく。その上で,さきほどのデータを列コピーしたものをそのまま,青の網掛けのダミーデータの入っているところに上書きペーストする。そして「MANDARAデータ入手」ボタンをクリックする。 |
4.MANDARAで郡別地図を作る
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(1)MANDARA地図の属性を置換する
あとは,最初にダウンロードした世界地図フォーマット(MANDARA地図)の中から任意の地図投影法のファイルを開き,その属性編集画面を表示し,「タイトル」にマウスポインタを置いて,「ペースト」すれば元図は完成である。 |
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(2)完成図の確認
あとの色彩,パータンの調整などは,MANDARAの基本的な使用の話になるので,それぞれ工夫して作ればよいのかと考える。たとえば根下のような設定すれば,左図のような地図ができる。
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(3)GoogleEarth形式の地図を作る
MANDARAで地図を描画したあとに,「ファイル」→「kml形式で保存」を選択すると,以下のようなGooleEarth形式のコンテツを作成することも可能である。 |
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