キャプチャ画像・動画
パソコンのデスクトップ画面を静止画としてキャプチャ(ハードコピー)できるフリーソフトで,操作が容易なフリーソフトである。
デスクトップのパソコン操作画面そのまま動画キャプチャできる。有料ソフトだが,GoogleEarthなどの見せたい所をあらかじめ動画コンテンツにしておくな どの利用が可能である。
 総合統計
客観データにもとづく膨大な数の「グラフ」を掲載している有用性の高いサイトである。グラフ自体はシンプルであるが,食料・農林水産業,開発援助,人口・高齢化,健康,生活,社会問題・社会保障,労働,教育・文化,エネルギー,環境・災害,経済・GDP,物価,貿易.金融財政,行政・政治,産業・サービス,科学技術,情報通信技術,運輸交通,観光,地域などの項目別に整理され,内容が充実している。
 世界の統計
The World Bank(世界銀行)の公式サイトでは,国単位,あるいは世界地図スケールの様々なカテゴリーの主題図をインタラクティブマップで見ることができる。またそれだけでなく,統計の元データをExcelデータで入手することもできる。様々な統計資料が,一次資料として活用する有名なサイトである。すべて英語表記のサイトであるが,ここから私が作ったEXCELコンテンツをダウンロードすると,日本語訳されたした指標名から容易に世界銀行のページにアクセスできる。
様々なカテゴリーごとの国家間比較に使える有用なサイトある。2003年5月に,オーストラリアのシドニーに拠点をもつRapidIntelligenceというWeb制作会社がたち上げたオンラインのデータベースサイトで,現在,ニューヨークタイムズ,BBCワールド,CNNをはじめとした多くのメディアから高い評価を受けている。このサイトでは,世界各地の国勢調査の結果や,国連開発計画(UNDP),ユネスコ統計研究所(UIS),国連貿易開発会議(UNCTAD),世界貿易機関 (WTO) ,世界開発指標(WDI),世界資源研究所(WRI),世界保健機関(WHO),経済協力開発機構(OECD),CIAワールドファクトブックなど,世界有数のオンラインデータベースを活用して作成されたグラフや地図などについて,カテゴリー検索によって効率的に閲覧入手できるようになっている。
アメリカのCIAによる世界各国の国単位のプロファイリングサイト。歴史・政府・経済・地理・通信・運輸・軍事などについての基本情報を掲載している。メインページ右上の「SERECT A COUNTRY OR LOCATION」という検索タグで,世界全体あるいは国を選択できる。
このサイトでは,世界各地の様々な統計データをExcelファイルとして入手することができる。英文データであるが,「翻訳ピカイチplus+2009」のオフィス翻訳の機能で翻訳すれば,グラフ作成などのための基礎データとして使える。
日本貿易振興機構(ジェトロ)のサイトにあるこのページでは,国や地域の基本的な経済指標に関する統計を,国,地域別に検索できる。ダウンロードできるのはExcel,pdf形式のファイルである。
 各国統計
私が作成した各国別統計サイトの検索ページです。
 日本の統計
政府統計の統計総合窓口として知られるデーターベース型の国内統計ポータルサイトである。高校地理の地域調査などの項目など,様々な項目のデータ入手に有効である。とくに都道府県・市区町村のすがたというページの「地域別統計データベース」というところでは,都道府県別,市町村別の最新データが入手できる。また図表で見る日本の主要指標では国内の主要指標に基づくグラフをgif形式で入手することができる。
総務省統計局のHP の統計表一覧(Excel集)では,同局が作成した「日本の統計」「世界の統計」などの総合統計書の中から基本統計だけをまとめたEXCELファイルを入手することもできる。またリンク集「都道府県等」では市町村単位のデータが入手できる。
日本の中核市関連の統計の入手で有用性が高いサイト。特にここでは,土地及び気象,人口,事業所,農業,工業,商業,サービス業,貿易,金融,物価及び家計,労働.建物及び住居,運輸及び通信,電気,ガス及び上・下水道,教育及び文化,衛生,民生,警察・司法及び消防,市(都)民経済計算,財政,選挙及び職員などの複数項目でExcelデータをダウンロードすることができる。地域調査の項目などで,市町村規模の比較をする際に有用である。
ここでは,全国のすべての都道府県の統計サイトに直接リンクしている地図のページを掲載している。

 

 白地図
pdf,ppt,word形式などの白地図データ(世界地図・海外地方図・日本地図・比較的規模の大きな都市の市町村図)も無料ダウンロードできる。 非常に汎用性が高い。
日本の中村真也氏が管理人をされているこのサイトでは,とくにサイト上で白地図の色塗りをして編集したものをPNG形式でダウンロードすることができる。さらに日本地図については,境界線(行政境),鉄道・道路,役所名や都道府県名などについて表示・非表示を選択することができる。また世界地図については,地図投影法の選択をしたり,地図の中心位置を設定することもできる。地図の素材収集と二次加工をいっぺんにインターネット上でできる大変卓越したサイトである。
アメリカの出版社ホートン=ミフリンハーでは,出版している教科書について,使用上のサポートを行うための「education place」という英文サイトを運営している。その中にある「educators(教師)」という教師向けのページの「outline map」では,世界地図と地方図についてのPDF形式の地図が無料ダウンロードできる。
河川情報や主要な都市などの位置情報が入った世界各地のgif,pdf形式の白地図が,サイト右下の「DOWNLOAD THIS MAP」のボタンで入手できる。
このサイトでは,世界全体あるいは地方単位の白地図が無料入手できる。地図は概略図で国境線が古いものもあるが,ダウンロードできる形式は,GIF,PDF,CDR(カラーベクトル・グラフィック・スケッチ),ai(Illustrator形式),SVG,WMF(Windowsのペイントブラシ形式)の6種類ある。
都道府県ごとの行政地図がイラストレーターなどでも処理できるSVG形式のファイルで入手できる。

 

 様々な地図投影法の地図
ハンメル・メルカトル・モルワイデ・ミラー図法などの世界地図について,任意の点を中心においた地図が作成できる。地図はPNG,GIF,PDFのいずれかの形式で保存できる。
ドイツ語サイトでDDGS(Differential Geometry and Geometric Structures;微分幾何学および幾何学的構造)というサイトがある。このサイト内の「地図投影の写真ギャラリー(Picture Gallery of Map Projections)」というページでは,様々な地図投影法の世界地図がgif形式で入手可能である。
世界地図の白地図が作図できるフリーソフト。オブジェクト指向のプログラミング言語Javaで動作するソフトで,様々な図法の世界地図の白地図を作成し,JPG,PNG,SVG,Shape,ai(Illustrator)などの様々な形式で白地図データを作成できる。
様々な地図投影法のPDF白地図が入手可能なサイト。初期画面のAzimuthals and Relate,Conics,Cylindricals,Miscellaneous,Polyconics Pseudoconics,Pseudocylindricalsのいずれかをクリックし,さらにその後表示される選択メニューのいずれかの場所をクリックすれば,PDF地図がダウンロードできる。
このサイトではIllustratorやInscapeなどで二次加工できる,様々な図法のpdf形式のカラーやモノクロの世界地図や地方図などが入手できる。
日本のBeagleGraph社では,球体展開図作成サービス(ビーグルグラフ)という無償のオンラインツールを公開している。個人ではなかなか作るのが難しい「地球儀」を作る時の素材となる「舟型多円錐図法の世界地図」をPDF,JPGなどの様々な形式で作成できるサービスである。「無償」ということで,このサービスで作れるものは,大変小さい「直径4cmのピンポン玉で作れる地球儀」の素材である(サイズが大きいものは注文予約制で有償)。しかし高校地理の授業のアクティビティの一つとして,ピンポン玉で,地球儀を作るというのも面白いと感じさせるサイトである。

 

 世界地図
このサイトはテキサス大学オースチン校のペリー・カスタネダ図書館の所蔵する地図コレクションのオンライン提供ページである。現在閲覧できる地図は,11000点以上で,世界各地の新旧の地図がJPG形式でアップされている。大変有用なサイトである。
ここでは最新の世界(全体,地方別)の行政図,等時帯図がjpg,pdfで入手できる。
100以上の一般図が入手できる。画面左上の「General Maps」の検索タグから,世界地図,非独立国の地図やコソボ共和国をはじめとした各地の国別地図などである。英語表記の地図だが,ファイル形式はpdf形式なので,Illustratorなどで二次加工が可能である。

 

 日本の基本図

【地形図】

国土地理院の地図や空中写真を見られるオンラインツールである。 世界地図から建物ひとつひとつが判別できる詳しい地図まで、様々な縮尺の地図を見ることができる。また土地条件図・明治前期の低湿地・火山土地条件図・宅地利用動向調査及び年代ごとの空中写真をはじめ、様々な情報を地図、空中写真等に重ね合わせて表示することができる。

ガンマソフト株式会社の公式サイトでは,1/25000地形図をA4タテあるいはA4ヨコのサイズで,pdf形式でダウンロードできるオンラインツールを無償提供している。

【基本図】
このサイトで入手できる基盤地図情報は,国内全域の等高線,水域,道路,街路などのデータをGML形式で入手できる。同サイト内の「基盤地図情報ビューア」を使ってshapefile化したデータは,MANDARA,Qgisなどを使うことで基本図が作図することができる。ただしこのサイトは登録制である。

このサイトでは、行政境や,洪水時予想浸水高データなど国土に関する基礎的な空間データをshapefileで入手できる。ハザードマップを作る際には欠かせないデータである。

【官製地図】

このサイトでは,地形図を中心とした各国の「紙ベースの官製外国地図」の制作状況と入手方法,閲覧サイトなどを紹介している。地誌学習の素材としての現地地図の入手に有用なヒントを与えてくれる。

【三角点情報】

全国各地にある経度,緯度にかかわる測量が行われたポイントに配置される三角点標石の画像が掲載されている。とくにこのサイトの「都道府県別三角点コレクション一覧」というページでは,全国各地の三角点の標石の写真が閲覧できる。三角点は,過去の地形図を作ってきた先人の足跡である。

【旧版地形図】

MANDARAで知られる谷謙二氏が制作したソフト。ネットに接続し「データ取得」というところからデータをダウンロードすると,首都圏,中京圏,京阪神圏の主要地域について,明治・大正以降現在までの8~9時点の地形図を容易に閲覧できる。ソフトを起動させ画面の「時間(Shift ↑↓)」のゲージを左から右に動かすだけで同じエリアの違った年代の地形図が容易に閲覧できる。オンライン版もある。

旧版地図の謄本を入手する場合,このサイトにある手続きに従えばよい。

 

 レリーフマップ

【陸地部分】

地球儀タイプのレリーフマップから様々なデータベースに接続できる無償のソフトである。javaというプログラミング言語でつくられている,地球科学探査と可視化のためのアプリケーションである。
Geolabelsというサイトは,地球上の任意のエリアについて鮮明な段彩図を閲覧,入手できるサイトである。画面の上では,,Capitals(首都),Countries(国),Volcanoes(火山),Locations(位置)を選択することができる。Geolabelsというサイトは,地球上の任意のエリアについて鮮明な段彩図をインフラクティブ形式で閲覧,入手できるサイトである。インタラクティブなGISマップでもあり,ベースマップは,地図,航空写真,レリーフマップ.Openstreeumapの4形式から画面を選択できる。また氷河,植生など様々なレイヤが用意されている。ただ画像を入手する場合は,ハードコピーしかない。
【海の部分】
Virtual Oceanは,地球儀タイプのレリーフマップから様々なデータベースに接続できる無償のオンラインソフトである。GeoMapAppの姉妹版で,Javaというプログラミング言語でつくられ,様々な海底地形の解析を行うソフトである。海底地形がレリーフマップイメージで描画される。「File」の「Save map window as images」という所でJPG.PNGとしての保存ができる。
【地球表面】
ETOPO1(1分メッシュ)の間隔の標高データをもとにした非常に精度の高いレリーフマップである。png形式でダウンロードできる。陸地部分と海洋部分のレリーフが統合されて,拡大も可能なため,高校地理の地形学習に有用である。このページのサイドバーの「Download KMZ Images File」から入手できるファイルはGoogleEarth形式で見られるレリーフマップである。
サイトは,地理学のトム·パターソンと地学のベルンハルトジェニー氏,さらに米国国立公園局,オレゴン州立大学によって運営されているが,ここでは世界各地域の陰影図を公開している。グレースケールとカラーの両方がある。
NOAA(米国海洋大気庁)のこのページには,「Surface of the Earth (ETOPO2v2) 2 minute color relief images」という「地球表面のカラーレリーフ」をタイル形式て閲覧するサービスがある。レリーフのファイル形式はGIF形式で海底地形が鮮明である。

アメリカ合衆国国立公園局(NPS)が運営する高解像度の地図資源利用サイト。さまざまな用途の主題図作成に活用できる,地形,植生などの基本要素だけが鮮やかな色彩地図で閲覧,入手できる。マップデータは解像度のサイズがきわめて大きいため,実際の活用では一旦Photo Shopなどで読み込んで,画像の解像度を下げる設定をして利用したほうがよい。

 

 

 

 衛星画像

【日本各地】

「衛星画像ギャラリー」では日本各地の衛星画像が入手できる。
【世界各地】
ノルウェーの教育サイトであるが,Google翻訳などの機能を使って日本語にすれば,活用は可能である。Globalisでは,国連統計などに依拠した多くの主題図,統計などを検索することもできるが,その他にも多くの機能を有している。「statellit(衛星画像)」というページでは,このブログの世界地図内にマーカーがプロットされている地点についての環境関連の衛星画像と,関連資料を見ることができる。
【夜の地球】
ここでは2012年の最新の「世界の夜の光」の世界地図をjpg形式などで入手できる。「black marble」というGoogle Earthファイル(KML)も入手できる。
【地球の昼と夜】
Day and Night World Mapと同様に衛星地図に,設定した日時の昼夜のエリアを示したり,実際の人工衛星からの視点を示すことができる。
【気象衛星画像】
気象庁のホームページ内にある「防災気象情報」の「気象衛星」という所では,ひまわりによる衛星画像(モノクロ,カラー)を入手することができる。画像は30分おきに更新されている。
基本的には日本の気象衛星画像(カラー,モノクロ)が入手できる。「MTSAT HRIT」では全球画像のクリアな画像も入手できる。
このサイトは,1978年以来の気象衛星「ひまわり」画像を網羅的にアーカイブし,1979年以来約18万件の気象衛星台風画像や1951年以来の台風ベストトラックなど、過去の履歴を日時・名前・位置・雲パターン等で検索できる台風データベースとなっている。
tenki.jpは日本気象協会の運営する天気予報専門サイトである。とくに過去天気のページでは,日にち単位で日本周辺の気象衛星画像を閲覧できる。
とくに「衛星画像」では,1時間おきに更新される気象衛星の全球画像(モノクロ)が閲覧,入手できる。

 

 空中写真
オンラインで国土地理院の地図や空中写真を見ることができるサイトである。空中写真については,サイドバーの「情報」→「表示できる情報」→「地図・空中写真」から表示させることができる。400dpi画像の閲覧及び保存ができます。
 現代の主題図
The World Bank(世界銀行)の公式サイトでは,国単位,あるいは世界地図スケールの様々なカテゴリーの主題図をインタラクティブマップで見ることができる。
HowStuffWorksという英文サイトの「maps」には,様々な分野における主題図が閲覧,ダウンロードできるコーナーがある。閲覧自体はFlash形式だが,表示された地図の右上にある「PRINT」をクリックするとAdobe PDF形式のファイルとして画像が展開される。そのためその画像をPDF形式のファイルとして取り込むことができる。
スウェーデン語サイトでMapperyという非常にユニークな実生活で使われるマップのコレクションサイトがある。ここでは世界的な「マップ愛好家」によって随時追加提供されている,多様な実生活マップを目にすることができる。キーワード,地図検索あるいは,マップギャラリーの閲覧という様々な形で,自分の地理研究や地理教材に使えるマップを見つけることができる。ここに紹介されている地図はJPG形式などでダウンロードすることも可能である。
ル・モンド・ディプロマティーク (Le Monde Diplomatique) とは,フランスの月刊誌である。フランスの有名な日刊紙ルモンドの子会社で,日々のニュースよりは世界的な政治・経済・社会潮流に関する記事を主に掲載し,知識層に幅広く読まれている(ウィキペディアより)。そのCartographie (地図)というページでは,様々な主題図がPNG形式などでアップされている。
このサイトのMapsという所では,UNEP(国連環境計画)がかかわる世界の諸課題にかかわる様々な主題図が,テーマ別・地域別に閲覧できる。
ウィキメディア・コモンズ(Wikimedia Commons)とは,有名なフリーのウェブ百科事典のウィキペディアと同じくウィキメディア財団というNGOによって運営されているサイトで「誰でも自由に利用できる画像・音声・動画などを供給することを目的」としたサイトである。ここで「SVG maps」という検索語で検索すると,さまざまなSVG形式の地図が無料でダウンロードできる。SVG形式のファイルというのは簡単にいえば,lllustratorやInkscapeなどで読み込み,加工ができるベクトルデータである。
SEDACとは,NASA(米航空宇宙局)による地球観測データの提供システムの一環で設けられた機関である。その公式サイト(英文サイト)のとくに「Map Gallely」というページでは,地球環境にかかわる有用な主題図がpdf,jpg形式で数多く入手できる。具体的には,Climate(気候),Conservation(保護),Governance(自治),Hazards(自然災害),Health(保健),Population(人口),Poverty(貧困),Sustainability(持続可能性)ついての多くの主題図が入手できる。
ここでは大変ユニークな地図が沢山入手できる。高校生に地図そのものに対する興味関心を引く上では非常に有効な資料である。残念ながら地図画像はFlash形式である。そのため,WinShotなどのフリーソフトなどでハードコピーしないと直接入手することはできない。ただしこれらの地図は,地図画像だけではなく,情報源や統計数値も一緒に表示されているので,MANDARAが活用できる方であれば自ら,同様な分布図を作ることは可能である
「IndexMundi」は,アメリカのシリアル起業家という肩書きのMiguel Barrientos氏とClaudia Soria氏が共同で運営しているビジュアル指向の統計ポータルサイトである。Charts & Mapsというところでは,「様々な情報ソースに依拠している生の世界統計」をもとに作成されたたくさんの主題図,グラフ,表が容易にみられる。またサイト上で見られる主題図,グラフ,表は,大変シンプルでわかりやすく,高校地理の素材としても有用である。
アメリカ合衆国のCatherine Mulbrandon氏によって運営されているHP「Visualizing Economics」には,アメリカや世界経済に関する情報を統計地図化したものを沢山みることができる。
本来は,日本の市町村合併の変遷をパラパラまんがのような地図切り替えで閲覧できるサイト。日本領土の変遷,都道府県の変遷,政令指定都市の変遷,中核市の変遷,特例市の変遷,仮名市町村の変遷についても同様の変遷地図がみられる。さらにEUの拡大,US・UK・フランス・ドイツ・イタリア・スペインの行政区分の変遷,プロ野球球団,Jリーグの変遷,bjリーグの変遷や,国道路線網,高速道路網,新幹線の変遷,日本の空港,世界遺産の変遷地図なども閲覧できる。なお変遷地図は,gif形式でダウンロード可能である。
プリンストン大学社会学のミゲル・センテーノ教授による英文サイト。ここでは情報アーティストのジョナサン・ハリス氏が制作した面白い主題図が閲覧,入手できる。いずれも国際化をテーマにし,単なる主題図やグラフ,イラストを統合したより,メッセージ性の高い地図である。
TRIPGRAPHICSとは,「世界最大の旅行口コミサイト」を自称する国内サイトであるが,インフォグラフィックという表現手段を利用して,世界の様々な側面を描写していこうという意欲的なサイトである。アップされているのは,世界一高い展望台,世界日蝕観察マップ,船で行く国際定期航路,日本就航のLCC全路線,外国人居住率の高い都市,世界肥満度地図,世界の日本食レストラン事情,世界三大花粉症と花粉飛散カレンダー,世界を走ろう世界の市民マラソンなど,多様なインフォグラフィックである。高校の様々な学習項目の導入部分で,興味付けの教材としても活用可能である。
Turn back氏によって運営されている際で,The map of happiness(幸福の地図)というサイトがある。サイトの視聴者に「あなたは幸せですか?」という問いにyesかnoかをその理由とともに回答させ,その結果をマップに反映させるというオンラインサービスである。客観資料としての意味はないが,とくにそのサイトに示されているyesとnoの理由が目を引く。世界の国々がそれぞれの国の生活に対してどんな「考え」をもっているのかを知るためのよい参考資料である。

 

 インタラクティブマップ

【ジャーナリズム】

アメリカを代表する日刊新聞であるニューヨークタイムズ(The Newyork Times)の公式ページには,時々,教材資料として使えそうなインタラクティブマップ(オンラインの電子地図)やFlash形式の主題図がアップされていることがある。過去に掲載された主題図は,公式ページの検索(your seach)の所に,「interractive map」という検索語を入れると,一覧が表示される。

グラフィックデザイナーのTim Klimowicz氏の個人サイト内のインタラクティブマップ。2003年3月から2007月10月までのイラクにおける連合軍の死者について時系列アニメーションで表示している。マップ内には具体的な数値は一切表示されていないが,「Iraq Coalition Casualty Count(イラク連合軍死傷者数)」というサイトの客観的統計資料にもとづいて作成されており,イラク戦争がはじまってから2007年までの連合軍の戦死者の情報が,地図上のドットで淡々と示されている。

 カルトグラム

【カルトグラムの事例】

700近くの大量のカルトグラムを掲載するサイト。アメリカ合衆国のシェフィールド大学のSASIグループと,ミシガン大学のMark=Newmanらによって運営されている。地図は,PNG,PDFの形式でダウンロードできる。

オランダの公立大学「アイントホーフェン工科大学(Technische Universiteit Eindhoven)」の公式サイトには,Bettina Speckmann氏の長方形カルトグラムに関するデータ,図がいくつか紹介されている。

 GISデータ(shapefile,XML)の入手

【世界】

  • Natural Earth

    ここの「Downloads」では様々なスケールとレイヤの地図データがshapefileが入手できる。詳細な白地図などをつくるさいには,大変有用である。未確定国境なども反映された白地図が作図できる。

【日本】

  • 基盤地図情報

    国土地理院が作成した基盤地図情報(シームレスなベースマップ)をXMLというファイル形式で閲覧とダウンロードができる。さらに同サイトの基盤地図情報ビューアーコンバーターをダウンロードして使えば地図イメージの閲覧,shape形式のファイルへの変換も可能である。shapeファイルになったものは,MANDARA,Qgisなどで読み込めばよい。

  • 国土数値情報ダウンロードサービス

    国土数値情報は,国土計画の策定や実施の支援のために整備されたもので,行政区域,鉄道,道路,河川,地価公示,土地利用メッシュ,公共施設など,国土に関する様々な情報がshape形式データ形式のファイルで提供されている。MANDARAなどのGISソフトでshape形式のファイルを開いたときには,「自分が見たい属性のレイヤ」を選択する必要があるので注意が必要である。それぞれのレイヤがどのような属性を示すのかは,ダウンロードページの「属性情報のコードリスト」に掲載されているのでそこを見るとよい。

【アメリカ合衆国】

  • USGSの「The National map」

    Small-Scale Data Downloadでは,アメリカ合衆国関係の地球地図データをshapefileで入手できる。

  • DATA.GOV

    アメリカ合衆国の電子政府「DATA.GOV」Data Catalog では様々な合衆国関連のGISデータを入手できる。

 歴史地図
このサイトでは,ヨーロッパを中心とした都市の歴史的地図の閲覧・入手ができる。イスラエルのエルサレムヘブライ大学のユダヤ国立大学図書館と地理学科による共同プロジェクトで作られたアーカイブサイトで,時代は1486年~1800年までの地図が掲載されている。パリ,エルサレム,ローマなどの重要な歴史的都市についても,高解像度のJPG形式のファイルで閲覧できるようになっている。
Maps ETCとは,5000以上の歴史地図を入手できるサイトで,南フロリダ大学教育学部のサイトである。地図を検索する方法は,2つある。一つは,メインページにあるアフリカ,南極,アジア,オーストラリア,ヨーロッパ,北米,南アメリカ,米国,世界という地域ごとのギャラリーから検索する方法である。そしてもう一つは「検索データベース」から検索する方法である。地図はPDF形式で入手したり,オンラインで閲覧することができる。

 

 グラフ用紙の入手

このサイトでは,様々なフォームのグラフ作成用の用紙をpdf形式で無料ダウンロードできる。産業別人口構成図の授業で使える「三角図表」のグラフ用紙,時差計算の授業で使えるのではないかという極地点を中心とした同心円の図などが入手できる。英文サイトであるがGoogle翻訳などで翻訳してみれば,とくに活用上の不都合はない。

 球面上の世界

【昼と夜の範囲】

time and date.comという英文サイトの中にあるページ。ここでは入力画面に任意の日時を入力するだけで,その時間における「太陽の位置」,「昼間のエリア」,「夜のエリア」を衛星画像上に示すことができる。

Day and Night World Mapと同様に衛星地図に,設定した日時の昼夜のエリアを示したり,実際の人工衛星からの視点を示すことができる。

地球上の「リアルタイム」の昼間の領域と,夜の領域を可視化された画像で示してくれるサイトである。画像に使われている雲は,3時間ごとに更新される気象衛星画像のものが使われている。

【経緯線】

このページでは,10度きざみで,ほぼ同一経緯線上の都市について確認することができる。

radicalcartographyでは,同一緯線・経線上の大陸分布割合をグラフで掲載している。この種のグラフは,よく陸水分布の概要を知るための資料として,参考書などにも掲載されているが,ここではBill Rankin氏が2009年に作図したグラフを容易に見ることができる。グラフを表示させるためには,サイトの左側にあるサイドバーの「PROJECT」→「BROWSE BY GEOGRAPHY」→「THE WORLD」→「LAND」をクリックしていくだけである。

radicalcartographyでは,同一緯線・経線上の人口割合をグラフで掲載している。Bill Rankin氏が2008年に作図したグラフである。グラフを表示させるためには,サイトの左側にあるサイドバーの「PROJECT」→「BROWSE BY GEOGRAPHY」→「THE WORLD」→「POPULATION」をクリックしていくだけである。

 時差計算

【タイムゾーンマップ】

「Explore the Interactive World Time Zone Map」というサイトがある。ここではインタラクティブなタイムゾーンマップが公開されている。つまり地図上の任意の地点をクリックすると,「その地点における時間」が表示されるといったマップが表示される。時差計算の学習などでの活用が考えられるサイトである。

ここでは最新の等時帯図がjpg,pdfで入手できる。

【国際テレビ会議の時間調整】

「time and date.com」という英文サイト内のページ。世界各地の異なるタイムゾーンの者同士でテレビ会議を行う場合,お互いに都合のいい時間を見つけるのに役立つオンラインサービスのページである。国際的なテレビ会議を開きたい日付と会議出席者のいる都市(4つまで)を入力するだけで,それぞれの都市の時間情報が表の形式で瞬時にして表示される。

【サマータイム(デイライトセイビングタイム)】

世界の時間に関する情報提供に特化した「WorldTimeZone.com」という英文サイトでは,このブログに掲載したようなリアルタイムのDSTマップ(Gif形式)を入手することができる。

【日本の時刻表示の特殊性】

今の日本の時刻表示を決めているのは,明治5(1872)年11月9日付 太政官布告第337号で,これによれば「正午=午前12時」,「夜中の12時=午後12時」が法律的には正しい。ただこの法律は「夜中の12時」には「午前0時」の別名も併記されているが,「正午」には「午後0時」の別名が記載されていない。

「午前12時=午後0時,午後12時=午前0時との考え方で統一するのが良いのではなかろうか」との政府系機関としての見解が掲載されている。

【日本式と英米式時刻の差異】

実は,日本の12時についての解釈は,英米式の解釈とは違う。つまり英米式のAM12時は,深夜0時あるいは日本の午後12時と同じである,英米式のPM12時は,正午あるいは日本の午前12時と同じである。現在,日本で家電製品やパソコン,Excelなどに使われているデジタル表示は,製品の海外輸出などに対応できるよう英米式にしている。そのため,「日本の公式見解」と異なる「間違った表示」になっている。この点も,時差計算の学習などの時に,触れておくとよいかと思われる。英米式で12時間表示で時間を表すときも正午は「12時」だが,正午12時は「午後」であるとの認識から「PM12時」の表示になるのだという。結論としては,時差計算は「24時間表示の時刻」で教えないと,こうした矛盾にずっと神経を擦り減らされることになる。

 地形

【かつての地球】

このサイトは,3Dの地球儀スタイルで,過去の地球の大陸分布がみられるサイトである。ページの上側にあるメニューで年代を指定すると回転する地球儀のスタイルでかつての海陸分布がみられる。

【プレートテクトニクス】

このサイトは,1994年に米国地質調査所(USGC)が出版した同名書籍のオンライン版である。ここではプレートテクトニクスについて,豊富なイラストや写真を使って学術的な観点からまとめたその書籍を,項目別に閲覧しやすくなるとよう再編集している。情報は常に,最新の成果を反映するように追記,修正が行われている。

テキサス大学内の学術研究センターUTIGのサイトでは,プレート境界の画像や,Shapefile形式のデータ,kml形式のデータを入手することができる。

米国海洋大気庁(NOAA)の米国地球物理学データセンターの公式サイトでは,海底プレートの形成年代を可視化したカラー地図が入手できる。

【地球の形】
地球の形とは,ジオイド,つまり「平均海水面を陸地にまで延長したと仮定した場合に全地球を覆う仮想的な海面のこと(ウィキペディア)」である。このサイトの下のリンクより,この西洋なしがゆっくり自転しているアニメーションをダウンロードすることができる。どのようなスケールに着目して地域,地球をみるのかによって,ほんとうに様々な見方があるのだなということを生徒に実感させるのに有用な素材の一つだと考える。
【火山】

世界各地の活動的な火山について,監視カメラの画像を入手できる。

日本国内の活火山のすべてについてカシミール3Dで作図した鳥瞰図が閲覧できる。気象予報士の平井史生氏のサイト。

このサイトでは世界各地の火山について,多くの関連画像を入手することができる。

【地形分類図】

20万分の1日本シームレス地質図」は,過去日本で出版されてきた膨大な数の地質図を,共通フォームによって統合して活用できるようにしたウェブサービスである。産業技術総合研究所の地質調査総合センターで運営しているウェブサービスである。このサービスを使うと,全国のすべての地域について,同じ基準で「地質」を見ることができる。jpg,png,kml,shpなど様々なファイル形式でデータがタイル単位でダウンロードできる。

【日本各地の地形】

日本の全都道府県の基本的な地形情報を示す地図が入手できる。

とくに日本各地の地形ギャラリーというところでは,日本国内の小地形の具体例について地図,3D地形図を表示させることができる。

 

 気候

【ケッペンの気候区分】

フリー百科事典のWikipediaでは「ケッペンの気候区分」で検索すると,1951年-2000年のデータを基にこの気候区分を修正した「最新版」が入手できる。

このサイトの気候区分図は.「World Map of the Koppen-Geiger Climate Classification」という,世界の気候タイプを31に区分けしたもので,0.5度四方メッシュの気候区分図であり.地図帳に掲載されているようなものとは違いが大きい。しかしShapefile形式,KMZ形式のデータ形式でも入手できるので,そこから二次加工すれば地図帳と同様の地図を作図することもできる。

【気象衛星画像】

とくに「衛星画像」では,1時間おきに更新される気象衛星の全球画像(モノクロ)が閲覧,入手できる。

気象庁のホームページ内にある「防災気象情報」の「気象衛星」という所では,ひまわりによる衛星画像(モノクロ,カラー)を入手することができる。画像は30分おきに更新されている。

このサイトは,1978年以来の気象衛星「ひまわり」画像を網羅的にアーカイブし,1979年以来約18万件の気象衛星台風画像や1951年以来の台風ベストトラックなど、過去の履歴を日時・名前・位置・雲パターン等で検索できる台風データベースとなっている。

tenki.jpは日本気象協会の運営する天気予報専門サイトである。とくに過去天気のページでは,日にち単位で日本周辺の気象衛星画像を閲覧できる。

【世界の平年値の分布】

気候表や雨温図,ハイサーグラフの作成に欠かせない気象データについて,ページ左にある「地点の選択」でデータを入手したい地点を選択し,「年月日の選択」→「データの種類」を指定すればデータにたどりつける。

平年値の統計期間を1981~2010年とする気象データが容易に入手できる。世界地図のマップ上でデータがほしい都市の選択ができる。

気候表・雨温図,ハイサーグラフを作るための基礎データ入手は『理科年表』(国立天文台編)が定番である。1996年度版から2006年度版まではCD-ROM版が発行されていたが,2008年度からは『理科年表Web版』となり,購入・登録してから1年間だけサイト上でアクセスできる形態となった。

膨大かつ気候学習に有用な過去の気象データが入手できるサイトである。(株)ウェザーマップによって運営され,気象ダイアリー,天候のまとめ,トピックス,気象の本棚,暦と出来事,海況・エルニーニョ,データベース ,気象の小窓といった複数項目に分かれたサイトである。

【世界のリアルタイムな気象情報】

inmeteoというチェコの気象関連企業によって作られたサイトである。リアルタムの今現在と,10日後までの降水量,雲量,風速,瞬間風速,気圧,cape(対流有効位置エネルギー といわれ,積雲対流が発達しやすい指標),積雪,凍結高度を, ビジュアル・動的に示すことができるオンラインサービスが提供されている。

東京Microsoft社のCameron Beccario氏により制作された,スーパーコンピュータで開析された世界中の気象状況がビジュアライズされた画像をみられるサイトである。3時間ごとにデータは更新されている。サイト画面の左下に表示される「earth」の文字をクリックすると日本語への表示変更も可能である。様々地図投影法での描画もできる。東京都内に吹く風の、風向と風速を可視化した 「東京風速(Tokyo Wind Speed)」もCameron Beccario氏により制作されたものである。

Bart Römgens氏がOpenLayers 3を使って作成した1か月単位の天候データを図示できるオンラインのインタラクティブマップである。

Sat24.comは毎日4回更新されるリアルタイムの気象衛星動画がオンラインで見られるサービスである。ヨーロッパ,アフリカ,アジア,中近東,北アメリカ,南アメリカ,オセアニアの気象衛星画像や,雨,風,雷,気温の分布を示した画像を動画形式で見られる。動画は1日4回の更新が行われる。このブログの画像は今日の気温分布の変化を示したものであるが,これらの動画と気象衛星動画による雲の動きを示した動画を生徒に見せることで,ヨーロッパを確かに偏西が吹いており,ヨーロッパの内陸部の気候に影響を与えていることを実感させることができると考える。日本の天気予報で生徒が普段目にしている「天気,雲,気温分布が西から東にシフトしている様子」をヨーロッパでも実感できるよい素材である。

世界各地の最新の気象情報を反映した地図を,インタラクティブマップの形式で入手することができる。つまり数時間前に世界各地の気象観測施設で観測された気温,体感気温(暑さ),体感気温(寒さ),紫外線量などの状態を視覚的に表すインタラクティブマップを公開している。初期画面右下に表示される「Select a Country or Region」の地図で地域を選択すればその地域の地図が示される。 またその地図下にある「Expand Map」をクリックすれば地図はかなり大きな地図に拡大される。ファイルは「右クリック」→「名前を付けて画像を保存」でgif形式で容易に保存ができる。

国海洋大気庁(NOAA)の下部組織であるIRIのHP。このサイトの「IRI Climate and Society Map Roomでは,現在と近年の気候に関連する気候関連地図が閲覧できる。地図を操作することができ、元のデータにもリンクされています。地図の入手はハードコピーである。

このサイトでは,船舶の現在地のリアルタイム地図を入手できるだけでなく,船舶の航行にも関係あるリアルタイムの世界の気象マップを入手することもできる。等値線ではなくそのままの数値で示されている。

【台風】

過去の主な台風・ハリケーン・サイクロンなどの経路図や台風をとらえた衛星画像,鮮明な気象衛星画像も見られる。なお「雲画像動画アーカイブ(全球画像)」では1978年12月~現在までの月別の雲の動きをまとめた動画をmpeg,wmvの両形式でダウンロードすることもできる。

このサイトでは,台風経路図なども容易に入手,直接印刷することもできる。地域別の「暴風域に入る確率」についてのデータも入手可能である。

過去,アメリカ合衆国に上陸したハリケーンの経路をアニメーションでみられる。WinShotなどで画像キャプチャすることで,その画像イメージを作成することもできる。

【天気情報の入手】

このサイトでは,国内各地のリアルタイムの雨量を表示するマップが閲覧できる。

東京都を中心とした局地的な雨量のリアルタイムレーダーについては,東京都下水道局のサイト「東京アメッシュ」で閲覧することができる。

気象庁のWebサイトから画像を収集し,そのデータをもとにしたアニメーションを作成するソフトである。日本域衛星画像(水蒸気画像・可視画像・赤外画像),全球画像(水蒸気画像・可視画像・赤外画像),アメダス・天気図(降水量・積雪深・気温・実況天気図)をカラー,グレースケールの両方について継続的にデータを収集することができる。例えば1年間,データを蓄積すれば,1年分のアニメーションを閲覧できる。

 

 ハザードマップ

【世界】

NOAA(アメリカ国立海洋大気庁)サイト内にあるページである。このサイトのData and InformationではTsunami, Earthquake, Volcanoという項目で, 津波,地震,火山噴火のデータベース検索,画像取得,各海岸線への津波の到着時間時刻を示す地図の入手ができる。

このサイトの「Global and Regional Analyses」というページでは,1985年~2003年における,様々なパターンの洪水発生地域の世界地図が閲覧できる。

アメリカ国立海洋大気庁の下部機関・Pacific Tsunami Warning Center(太平洋津波警報センター)では,24時間体制の津波情報を収集している。そして大規模な津波発生時には,津波の各海岸線への到着時間時刻を示す地図をアップしている。

USGS(アメリカ地質調査所)の公式サイト内のページに,Earth quakes Recoded in the past 7 daysというページがある。ここでは, 過去一週間以内の世界の地震発生マップを閲覧ができる。

このサイトでは,直近の世界各地の自然環境や,環境問題に関するトピック情報,画像の入手が可能である。英文サイトではあるが,Yahoo翻訳の機能などを使えば,使い勝手に問題はない。用意されている項目は,地球ニュース,気候変動,おもな地震,火山活動,熱帯低気圧,地球画像,太陽,オゾン層,自然と動物,新感染症,人類などである。

【日本】

防災科学技術研究所が全国地震動予測地図を,オンラインツールで閲覧できるようにしたサイトである。初期画面のSTARTボタンをクリックすると,地図が表示される。地震防災への意識向上と効果的な地震対策のための基礎資料の無償提供をしている。このサイトでは日本全域を対象とした約250mメッシュの「確率論的地震動予測地図」,主要活断層帯で発生する地震の想定地震地図などの閲覧ができる。

独立行政法人・防災科学研究所の公式サイト「Hi-net高感度地震観測網」では,日本で起こった主な地震の「最大振幅分布図(PNG形式)」と「振幅アニメーション(動画形式)」が見られる。つまり近年日本で起こった地震について,このブログのリンクから入れるページで,年月日,時間を検索するとそのそれぞれが表示される。たとえば2011年3月11日の振幅アニメーションが見られる。

全国各地のハザードマップのURLに直接アクセスできる。また重ねるハザードマップという地理院地図を利用したオンライン地図で,様々な地図を重ね合わせ,自然災害リスクを考えることができる。

このサイトでは,PDF,Word形式のファイルとして「災害時に徒歩帰宅するための地図の作成方法」というファイルが無料ダウンロードできる。とくにWord形式のものは,二次加工が容易にできる。

パスコ株式会社により提供されるオンラインサービス(有料)で,個人が客観資料にもとずいて帰宅支援マップを作成することができる。

 植生
NASAの「SeaWiFS Biosphere Globes」というサイトでは,地球上の植生をイメージした地球儀イメージのマップを作成できる。地球儀の中心位置も設定で決められる。
 海流・海図

【日本の海図】

日本近海の「海流図」の毎日の速報データが,PNG形式や,二次加工可能なPDF形式,さらにShapfile,Kmz形式でダウンロードできる。

海上保安庁の公式サイトで公開しているオンラインツールで,過去の様々な海図を閲覧入手することができる。

【排他的経済水域】

Marineregion.orgというベルギーにあるフランダース海洋研究所(VLIZ)の公式サイトにある「download」というページでは,世界のEEZ(排他的経済水域)についてのマップデータを,shape形式とGoogleEarthの形式であるkmzで提供している。

【日本の領海】

教科書などに使われている「日本の領海等概念図」の原図が入手できる。

 河川流量

グローバル流出データセンター(GRDC)とは,世界気象機関(WMO)の後援によって,国際データセンターという組織が運用している機関である。地球と気候変動に関する研究と世界の統合的な水資源管理をサポートするために1988年に設立された。この公式サイトでは,気候などの影響を強く受けていて,気候の授業などでも素材として活用できる,「世界のおもな川の月別流出量データ」が地図検索により容易に入手できる。

ユネスコ公式サイト内のページから直接,データを入手して,Excelなどで加工すれば,世界の河川についての月別流量図が自作できる。

現職の高校の地理の先生である畔田豊年の個人サイト「あぜッ地理」では,世界の主要河川の月別流量のグラフが閲覧できる。

 

 湖沼

1986年に設立された国際湖沼環境委員会(ILEC)によって運営されているサイトである。ここのオンラインデータベースでは,世界各地の湖沼についての基本情報を,名前,国名,フリーワードで検索することができる。

 植生(現状は日本のみ)

【日本】

境省 自然環境局 生物多様性センター 調査科のサイトである。ここでは国内の植生分布図の元資料となる「最新の自然環境保全基礎調査」の結果を地理院地図上で,JPG,pdf,shapfileの各形式でダウンロードすることができる。また様々な生態系関係の主題図やGISデータが入手できる。

 観光
このマップは,Google社の風景写真の無料共有サービスPanoramioの利用度に応じた「観光レベルtouristiness」を色分けして,GoogleMapで示したマップである。黄色が観光レベルの高い所,赤色が中間の所,青色が低い所,灰色はデータなしの所を示す。このマップを見ると,ヨーロッパではレベルの高い黄色のエリアがほぼ全域を覆っている。ただ一方で近年,海外旅行者の受入れが増えている「アジア・太平洋地域」などを含め,他の地域の広がりは局所的である。観光行動の広がりが,グローバルスケールに拡大してきている中で,ヨーロッパの観光先進性を示すマップである。なおマップを表示させる際には,GoogleMapの右上の背景地図の選択を「satellite」にしないとヨーロッパの部分が切れたマップになってしまうので注意が必要である。

JTBが運営しているサイトの一つ。国内外の旅行パンフレットについて,flash形式での閲覧と,PDF形式でのダウンロードができるサイトである。

 農牧業

【農業統計・マップ】

国際連合食糧農業機関(FAO)の公式サイト内の「Statistics」には,「Agro-MAPS」というというインタラクティブマップがある。統計地図は,国よりも小さな県・州といった行政単位を基本とした統計マップになっており,作物分布についてのより詳細な分析資料としても使える。アフリカ,東アジアなど地域別,あるいは国別に統計マップをつくることもできる。たとえば,日本で,統計地図をつくると,都道府県を単位とした統計地図となる。マップが容易に入手できる。

国際連合食糧農業機関(FAO)の公式サイト内の「Statistics」には「GLIPHA」といったインタラクティブマップがある。視覚的にわかりやすい家畜の統計地図とグラフを閲覧,入手できるページである。統計地図は,gif形式かbmp形式のいずれかで入手できる。

九州大学 大学院農学研究院の伊東正一氏が制作したサイトで,世界の農業統計と農産物の生産量・貿易量の推移のグラフを閲覧できる。

【三大穀物】

「IRRI(国際稲研究所)」とは,貧困と飢餓を減らすために,稲作農家の生産を改善するための活動をしている非営利組織である。緑の革命を牽引した組織として有名である。とくに,この公式サイト内にある「Rice Todayの『map』」のページでは,ユニークな米作に特化した主題図を掲載している。

 水産業

【魚の図鑑】

島根県水産アドバイザーである藤原昌高氏が主宰する食用の水産物に特化した,大変ユニークなサイトである。日本で消費される約2000種の魚や,貝類,海藻など水産物のおもなものについて,海外からの輸入先,画像,食べ方などの情報を,網羅したサイトである。

【魚の種類別の生息分布】

FAOの公式サイト内のオンラインツールで,カツオなど特定の魚類の種を選択すると,その分布図が簡単に示せるというツールである。地図下の「Select species to view on the map」という選択メニューにある魚種(英語表記)から適当なものを選択して,選択メニューの上にある  の右横の矢印をクリックすると地図が描画される。

【報告書】

FAOの公式サイトの下のリンクのページからダウンロードできるpdf形式の報告書で,「The State of World Fisheries and Aquaculture」というものがある。隔年で世界の漁業と養殖の現状を伝えてくれる報告書である。英文ではあるが,地図,図表などについては地理の授業などでも有用な素材となりうるものが多い。

【排他的経済水域】

Marineregion.orgというベルギーにあるフランダース海洋研究所(VLIZ)の公式サイトにある「download」というページでは,世界のEEZ(排他的経済水域)についてのマップデータを,shape形式とGoogleEarthの形式であるkmzで提供している。サイトの一番上にある「Exclusive Economic Zones Boundaries (EEZ)」というファイルである。

【水産関連データ】

天然資源・環境問題を研究し,政策提言もしているアメリカのシンク-タンクであるWRI(世界資源研究所)の公式サイトでは,水産資源についての統計データをCSV形式(Excelと同様の扱いができる)でダウンロードできるサービスを提供している。一次資料の公表元であるFAOでもデータの検索サービスがあるが,私はWRIから入手したデータの方がエクセルによる加工がしやすく,使いやすいと考える。

FAO(国連食糧農業機関)の最新の水産統計を入手できるサイトである。地域,国,漁場,魚種,年代を「選択タブ」から選んで,画面右上の「submit」をクリックすると水産統計が表示される。さらに統計の上にある「EXPORT」ボタンをクリックすると,統計データがcsvファイルで保存できる。英文サイトなので,扱いにくい点もあるので,サイト全体をGoogle翻訳などで翻訳しながら扱うとよい。

 資源・エネルギー

【全般・統計】

「資源について」というサイトがある。ある企業によって運営されている日本語サイトであるが,ここでは鉱物資源についての基本情報を入手することが可能である。いろいろな資源についての生産動向や,国別のおもな資源生産企業,資源関連の様々なランキング,世界各地の主要鉱山,鉱物資源についての各国情勢などが入手できる。地理の鉱物資源・エネルギー資源の教材を作っていく上での情報ソースとして有用なサイトである。

イギリスの国際石油資本であるBP社の公式サイトでは,エネルギー資源の生産・消費・流通に関連した統計情報を,Excel,pdf形式などで入手できる。

アメリカ合衆国の政府機関であるEIA(エネルギー情報局)は,政府の中立的な政策立案に貢献するための,世界あるいはアメリカ国内のエネルギー統計を収集する機関である。この公式サイトの「source & user」ではとくに1980年~現在までの,世界およびアメリカ合衆国の石油(Petroleum),天然ガス(Natural Gas),電気(Electricity),石炭(Coal),再生可能エネルギー(Renewable & Alternative Fuels),原子力(Nuclear)についての統計データが,Excel形式のファイルや図版の形式で入手できる。

天然資源・環境問題を研究し,政策提言もしているアメリカのシンク-タンクであるWRI(世界資源研究所)の公式サイトでは,様々な資源についての統計データやマップを入手できる。

【鉱物資源の流通】

このサイトでは,銅,鉛,亜鉛,アルミニウム,金,銀,マグネシウム及びレアメタル31鉱種,計40鉱種を対象に,需給状況及び動向等について,鉱種ごとのマテリアル・フロー(鉱山資源の消費やリサイクルの流れ)をpdf形式でダウンロードできる。

このサイトでは地球規模の環境問題,資源問題に関連するデータ,特に世界の資源流通(マテリアルフロー)にかかわるデータを,平易な地図や図表の形式でまとめデータベース化している。このうちの「貿易フロー図」が特に興味深い。つまり西ヨーロッパ,東ヨーロッパ,北アメリカ,その他のアメリカ,オセアニア.ロシア,日本,アフリカといった地域ブロックごとの物流(主要資源,鳥獣,肉類,魚介類,穀物類,木材,鉄,アルミニウム,化石燃料などの物流)をまとめた流線図をpdf形式でダウンロードできる。

【再生可能エネルギー】

「グローバル規模の再生可能エネルギーの情報サービスの提供企業」である3TIERの公式サイトでは,水力,風力,太陽光といった再生エネルギーについてのグローバル規模の分布図(カラー)がpdf形式で無料ダウンロードできる。資源とエネルギーの項目などで,教材として活用可能な素材であると考える。

 小売業

【商品広告】

18世紀後半以降の広告の画像を1万点以上掲載しているサイトである。航空&航空機・アルコール・動物・美容&衛生・書籍&雑誌・キャンディ・車・漫画・ セレブリティ・服・コーラ・漫画・電話&通信・コンピュータ&ソフトウェア・飲料・テレビ&エレクトロニクス・映画&エンターテイメント・フィットネス・食品・家具・ジュエリー&ウォッチ・キッズ&赤ちゃん・リーフレット&チラシ・薬・軍隊・マネー・音楽・オフィス・オイル&ガス・香水・写真撮影・宣伝&ポスター・レース・レストラン・スポーツ・タバコ・玩具・交通・旅行・クリスマスなどの30以上のカテゴリー別に整理されている。

【メガチェーン店舗】

英文サイトの「Original Locations of 15 Mega-Chains」という記事では,現在,世界のグローバリゼーションを牽引する,小売業を代表する15のメガチェーン店舗の一号店についての,概要説明とそれらの写真が掲載されている。それらの店舗の内訳は,McDonalds,Gap,KFC,Hilton,Burger King,Wal-Mart,Wendy’s Old,Fashioned Hamburgers,Starbucks,7-Eleven,Subway sandwiches,Motel 6,Baskin-Robbins,Arby’s,Barnes & Noble,Taco Bellである。

【グローバル企業】

このサイトはグローバル企業・マクドナルドの公式サイトの一つで,世界各国のオフィシャルサイトのリンクをまとめたものである。マックのハンバーガーの具材などは地域の素材を活用しているため,グローバル化の教材になりやすいが,その情報ソースがまとまっている。地域,国別の検索をすることもできる。

 交通

【世界の交通大観】

科学系の雑誌Newscientistの公式サイトでは,「It's a small world」 という題名の地図で,主要都市からの時間距離の大きさを視覚的に示した地図を紹介している。

【交通地理のPPT・PDF素材】

「ホフストラ大学Dr. Jean-Paul Rodrigue」氏のサイトでは,交通地理に関連する多くの有用な素材が無償公開されている(教育目的と個人使用目的のみ)。素材のファイル形式は,ppt形式(パワーポイント)あるいはpdf形式である。

【航空交通】

国際線の航空ルートのおおよそを可視化するオンラインの3Dマップ。回転する地球儀の上を,光の点として示された航空機がとび,ラインとしてその飛行ルートが示される。点の大きさ,ルートのラインの太さは画面右上のゲージで調整ができる。地球儀はマウスで自在に向きを変えることができる。

マップ画面で出発地と到着地を指定するだけで,航空ルートが瞬時にして図示されるFlash上で動くサイト。実際の国際線の飛行機を使った移動についての,出発時間や到着時間(ともに現地時間で)も確認できる。

世界一周旅行など,単独の航空会社のサービスではカバーできない海外旅行をするものに,航空会社アライアンス(企業間連携)がある。とくにOneworld, スター、スカイチームの3つのアライアンスは総保有座席数は全世界の航空会社の座席数全体の60%をしめ,重要度が高い。このうちOneworldが運営しているのがこのインタラクティブマップ)である。ここでは地図上にドットで示された都市のところで,マウスを左クリックするとメニューがあらわれるが,そこで「destination (行き先)」といったところをクリックすると,その都市から航空機でいくことができる都市へのアクセス状況が地図上で示される。

英文ページであるが,ここでは世界一周旅行を含む3パターンの旅行プランのもとで,自由な旅行プランが計画できるオンラインサービスである。インタラクティブマップで自分が訪れたい都市を,訪問順にクリックしていく。そして,都市間の移動に使う飛行機を選んでいくだけという単純な作業をするだけである。

ここでは北米大陸の上空を飛ぶ多くの航空機の航行ルートが視覚化された画像と,その動画が示されている。航空機のコースを示したものは拡大表示することができる。なお動画は,拡大部分の動画が終了したあと表示される,全体部分の動画のメニューが表示されるが,その動画が大変興味深い。つまりその動画をみると,一日に飛ぶ航空機の移動が時系列で再現されてるのだが,時間帯による航空交通の利用度の違い,国際線と国内線の利用度の違いを視覚的に確認することができる。またこのページの最下部にある航空ルート図は,すべての飛行機のルート表示だけでなく,CRJ2,B737,B752,A320,B733,E145,A319,B738,CRJ7,MD82といった機種ごとのルート表示も可能である。

 通信

【海底ケーブル】

TeleGeography社が提供する現在世界中で稼働しているすべてのケーブルネットワークをまとめた地図がみられるサービスである。世界中の主要な海底ケーブルが確認できる。同社のサイト上の一ページでは,2016年の海底ケープルマップを入手することもできる。

Greg's Cable Mapという南アフリカ共和国のGreg Mahlknecht氏が運営しているサイトでは,現在稼働中の海底ケーブルについて,ネットワークマップを見ることができる。とくにメインページの地図の左上にある[ Main Menu | Index | Raw Data | KML ]というツールバーのうち,一番左の「KML」をクリックすると,GoogleEarth形式の地図が入手できる。

【インターネット】

「インターネット利用者を,現在インターネットを使う能力をもつ誰でも」といった定義として,インターネット利用人口の世界統計や統計グラフ(棒グラフ)が閲覧できる。統計数値も適宜更新されており,より「現実に近い,より最近の統計」という形で統計が活用できる。

F-Secure Corporationというフィンランドに本社があるインターネットのセキュリティソフト販売会社が運営するサイト。このサイトでは世界規模あるいは地域規模において,日単位,週単位,年次単位のウィルス感染状況を示すマップをアップするサービスを提供している。

【通信衛星】

JAXA(宇宙航空研究開発機構)の公式サイト内にある,「衛星Live」というページでは,リアルタイムの衛星軌道を示した世界地図が表示されている。画像は10秒ごとに自動更新されている。また「昨日」「今日」「明日」の「一日の衛星の動き」をそれぞれ1800倍速(48秒)のmpeg形式動画でダウンロードすることもできる。

JAXA(宇宙航空研究開発機構)の公式サイト内にある,「衛星位置計算」というページではさらに,個々の人工衛星軌道をさまざまな設定で,世界地図上,あるいは3Dの地球儀上で閲覧できるサービスが提供されている。

 貿易

【貿易摩擦】

WTO(世界貿易機関)の公式サイトでは,加盟国間の貿易摩擦についてのインタラクティブマップを公開している。つまりそのマップでは赤色の濃淡で,貿易摩擦の問題件数を示ている。またその貿易摩擦問題をかかえる国を,マウスでクリックすると,その国と,その国の間に貿易摩擦をかかえている国との間に,赤と青のラインが伸びる。大変興味深いマップである。

【貿易船,港のデータ】

ギリシャのエーゲ大学の製品・システム設計エンジニアリング学部のMarineTraffic.comというサイトも,AIGを搭載している船舶の位置マップが見られるサイトである。マップはGoogleMapを活用しているが,様々な言語に対応しているだけでなく,描写されている地図の船舶が,旅客船,貨物船,タンカーなどどのような船種であるのかや,航海中,錨泊中/係留中などの状態までもがわかるようになっている。「ギャラリー」というページでは,マップ上にある様々な貨物船,漁船,タンカー,旅客船などの写真が入手できる。また 「港」というページでは,世界各地の港について,過去一週間程度の船の内訳グラフ,過去30日間の船の内訳グラフや港の衛星画像,景観写真が入手できる。高校地理の素材としても,大変有用な素材であると思う。

 食料問題

【世界の食料事情】

JAICAF(世界農林業協働協会)は,FAOが発信する世界の食料と農業の情報を日本向けに発信するサイトを運営している。このサイトでは,データが少し古いものの世界の食料事情を示すpdf形式のFAOのマップ,とりわけIllustratorでも読み込めるpdf形式のマップが閲覧,入手できる。

【リアルタイムの飢餓状況】

飢餓に関する様々な統計をリアルタイム統計の形式で表示してくれる「Stop the Hunger」というサイトがある。英文サイトながら,Google翻訳などを活用すると活用はたやすい。この統計では現在,世界には9億人もの飢餓に苦しむ人がいることや,食品ロス(アメリカ),今日餓死した人間が何人かといった「リアルな現実」を知ることができる。高校地理で,食料問題などをICT機器を介して直視させる時に,大変有用なサイトであると考える。

【ハンガーマップ(飢餓地図)】

WFP(国連世界食糧計画)という世界最大の食料援助組織が作っている地図で,世界の国別飢餓状況をまとめ「ハンガーマップ(hunger_map)」の最新版をpdf形式で入手できる。

このサイトではPDF地図を直接ダウンロードできる。WFPではこのマップのA1サイズ(8つ折)のものを1枚200円,送料実費負担で販売するサービスもある。

 

 水問題

国連教育科学文化機関(UNESCO)ではWHYMAPというプログラムの下,世界各地に散在する帯水層の地図を公表している。地図の閲覧はサイト内の各コンテンツでできるが,様々な形式のファイルをダウンロードすることもできる。

 人口と人口問題

【人口統計】

「人口」の授業では,人口推移のグラフ,国別の出生率や死亡率の推移グラフ,人口ピラミッドなどが有用であるが,世界全体および世界各国の基本的なデータや,グラフ化されたものが入手できる。それだけでなく人口関連のExcel統計が入手可能である。

【人口ピラミッド】

コンピューター・デザイナーのMartin De Wulf氏のサイトで,「Population Pyramids of the World from 1950 to 2100」というサイトがある。国連人口統計(2008年以前のもの)を使った瞬時にして,国別の人口ピラミッドを表示させることができるサイトである。操作もかんたんなため,世界各国の人口ピラミッドを概観したり,特徴的な形のピラミッドをもつ国を見付けるのには有用なサイトである。

統計情報研究開発センター(シンフォニカ)の公式サイト内では,古田裕繁氏による2010年と2050年の世界各国の人口ピラミッドを概観できるKMLファイルを提供している。

【人口密度図】

CIESINとは,NASA(米航空宇宙局)による地球観測データの提供システムの一環でアメリカコロンビア大学内に設けられた機関である。その公式サイト(英文サイト)のとくに「Map Gallely」というページでは,地球環境にかかわる有用な主題図がpdf,jpg形式で数多く入手できる。とくにPopulation(人口)の所では人口密度図が入手できる。

【人口抑制策のポスター】

アメリカの公共テレビ科学番組で「NOVA」という有名番組がある。そのサイトの「Population Campaigns(人口問題キャンペーン)」の中の画像などの素材には,高校地理の人口問題の学習にも有用と考えられるものがいくつかある。その中に,中国の一人っ子政策,インドの人口政策の変容(強制不妊から近代的な家族計画へ),ケニアの経済発展推奨による・・それぞれ特徴的な人口政策の様子をうかがい知ることができる「政策ポスター」がいくつか紹介されている。

 環境問題

【オゾンホール】

このサイトでは1979年から現在までのオゾンホール画像がアップされている。画像はオゾンの濃淡を色彩の違いによって示した画像になっている。画像形式はpng形式などである。

NASAのデータをもとにして作成された「オゾンホール画像」がアップされている。1979年から現在の「10月の南極のオゾンホール」のカラー画像が示されている。

【海面上昇】

イギリスのAlex・ティングル氏が運営するGoogle mapの地図上で,気候温暖化によって海水面が上昇した場合の陸地部分の水没状況をシミュレーションできるサイト。つまりここでは1mから14mまでの海水面上昇について,どのような陸地部分の水没が起こるのかを,1m単位で示してくれる。気候温暖化の教材としての有用性は高いものの,利用する上では作者がブログで指摘してる欠陥などを熟知して活用したほうがよさそうである。作者がブログで指摘している不正確な点とは6つある。①潮の流れを考慮していない点。②もともと依拠しているNASAのデータの精度が90%である点。③北緯60度以北,南緯60度以南で精度が落ちる点。④海水による海岸線の侵食の影響を考慮していない点。⑤海岸線沿いにある防波堤について考慮していない点。⑥カスピ海以北など海から離れている「海面下の地域」などについて,浸水するように間違って表示されている点である。

【環境との調和】

ナショナルジオグラフィック日本版の公式サイトで閲覧できるFlash形式のマップに「グリーンデックスマップ」がある。これは世界14カ国の消費者が行っている,「環境と調和した持続可能な消費行動」に対する実践度を,「グリーンデックス」という数値(単位:%)にして,それを地図化したものである。色の濃い国が,実践度(グリーンデックス)が高い国,薄い国が実践度(グリーンデックス)が低い国と読み取る。

【環境汚染マップ】

WHO(世界保健機関)のサイトで、グローバルスケールでPM2.5の平均値の分布を示すマップが表示されている。

日本にかかわる大気環境,水環境,化学物質の環境汚染の状況をGISマップで提供するサイトである。ここでは,大気環境,水環境,化学物質,地球温暖化といった項目について,様々なスケールのマップを掲載している。

「環境GIS」よりも使用方法が平易なサイトである。リアルタイムの大気汚染マップを閲覧,入手したいときには有用なサイトである。

 保健・医療の問題

WHO(世界保健機関)公式サイトの「Public Health Mapping and GIS Map Library」というページでは,世界全体あるいは地方別の,衛生環境を示す地図や,感染症,伝染病などの広がりを示す地図がJPG形式で大変簡単にダウンロードできる。つまりこのページの左側にある「Search by」というところで,表示する地図の範囲(Geographic coverage;例 World)と, Topics(項目;例 HIV/AIDS)を指定すれば,ダウンロードできる地図の一覧がすぐに表示される。一覧が表示されたら,あとはその中から自分の見たい地図のところをクリックすれば,その地図が表示される。

UNAIDS(国連合同エイズ計画)の公式サイトの一つで,少し古いが2009年のGlobal HIV prevalence map(エイズ罹患マップ)がpdf形式でダウンロードできる。

 国際支援

【WFP(国連世界食料計画)】

WFPの公式サイトでは,1999年から現在までの年次別の「WFP Annual Report」という年次報告書が,pdfでダウンロード可能である。

高校地理では,人口・食料問題を扱う際に,ボランティアの視点を入れることになっているが,教科書などの記述はODA(政府開発援助)などに偏ったものが多い。しかし実際には,世界最大の食料援助組織は,国連傘下のWFP(国連食料開発計画)である。したがって,この項目では,WFPの活動内容について生徒に教えることが重要なのではないかと考える。実は,WFPのpdf報告書の一つに『WFP Contingency Planning Guidelines(非常事態計画ガイドライン)』というものがある。ここには,飢餓,難民発生などが発生した時のWFPの行動計画の具体的なシナリオが示されている。高校生の中にはボランティアといってもあまり現実味をもって意識しないものもいると考えるが,「緊急食料援助の計画決定プロセス」などの援助の方向性がどのように検討されるかが示されている。

【難民地図】

このサイトは,日本UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)協会の協力のもとで,株式会社アントニマスが6月20日の世界難民の日を記念して制作したものである。難民問題についてより関心をもってもらうためのサイトを意図して,地図,写真,難民とはどういうものか,洗練されたFlash画像によって見ることができる。

【危機的な地域の地図情報】

国連人道問題調整部(国連人道調整事務所)が運営するサイト。サイトでは国連関係機関が公開している各種地図ファイル,情報がPDF,JPG形式で公開されている。「UPDATES」というページの「maps/infographics」のページでは,現在危機的な状況にある地域の地図情報などが入手できる。

UNOSATとは,国連訓練調査研究所(UNITAR:ユニタール)という国連の能力開発研修機関が運用している「人道的かつ迅速な衛星マッピングサービス」のことである。研修生に対して,人道問題と救済の調整についての影響評価,人間の安全保障,領土の開発計画などへの「実践的」なスキルを修得させるためのオンラインのプログラムの一つである。こうした本来の目的を背景に,このオンラインサービスでは,人道援助,安全保障などにかかわる世界の紛争地域,問題発生地域の,最新,具体的,簡潔な「レポート」がPDFファイルなどの形で入手できる。

【国際支援団体】

病気や戦禍によって苦境のある人々に,宗教,人種,民族.国境を超えた人道援助を行うことを目的にしたNGO「国境なき医師団(MSF)」の公式サイトでは,「活動ニュース」などで,現実の世界を知ることができる特集記事,ビデオ,写真などを多く見ることができる。

【日本のJICAによる支援】

JICAの公式サイトでは,青年海外協力隊の基本データ,年次報告書(PDF形式)などが容易に入手できる。高校地理では,地球規模の諸問題を取り上げる際に,青年海外協力隊の事業を素材として取り上げることが多いが,下のリンクから所定のページにアクセスすれば,国別派遣実績,県別派遣実績,職種別派遣実績,年度別派遣者数の推移などの基本統計を入手することができる。

JICA(独立行政法人国際開発機構)サイト内のこのページでは,その広報誌の「mubdi」や「monthly Jica」のバックナンバーを項目別にpdfファイルでダウンロードできる。

【日本のPKO

1948年以来,多くの国連平和維持活動が実施され,現在でも各国に国連平和維持活動が展開している。こうした国連平和維持活動の実態について知る時に有用なのが,国際平和協力本部事務局のサイトである。ここではPKOが現在展開されている国や,そこで実施されている業務の内容の概要を簡単に知ることができる。情報源の一つとして活用が考えられる。

【開発教育】

「世界がもし100人の村だったら」は,アメリカの環境科学者Meadows, Donella氏が1990年に書いた「State of the Village Report」という短文が,2001年前後から,インターネット上でチェーンメールのように広がりつつ,内容を変質させて誕生した短文である。日本でもその翻訳本が出版されたり,その後それに示唆を受けたドキュメンタリー番組が放映されるなど,非常に大きな反響があった。統計を武器に,富の偏在を示していくこの文章は,地理教材としても大変有用性が高い。しかしながら,「チェーンメールとして広がっていくうちに,統計が古くなったり,不確かな数値が使われるようになって」という誕生の経緯を考えると,高校地理への授業への活用にあたっては,注意が必要である。ただしThe Global Villageには,2001年に「Rekha Balu, Christine Engelken & Jennifer Grosso」が客観的な統計データによって修正を行ったものが掲載されている。

開発教育協会というNGOの公式サイトの「Global Express サンプル版教材」というページでは,具体的な開発教育に役立つワークショップ資料がPDF形式で入手できる。特にその中にはイラク,パレスチナ,ワールドカップ,どうなる?中国!,ハイチ地震などをテーマとした地理教材の素材としても使えそうなものもある。

 平和と人権

【テロの恐怖】

2016年の段階で,何回のテロが起こり,何人が亡くなっているのかがグローバルスケールでみられる地図サイトである。イラク、シリア、アフガニスタンなどの紛争にかかわるテロだけでなく、ナイジェリア、イエメン、ソマリア、バングラデシュなど多くの国でテロが起こっていることがわかる。この地図は、EsriのストーリーマップのチームとPeaceTechラボ間のコラボレーションで作られており、世界中のテロ攻撃の年表を提示するためにウィキペディアのクラウドソーシングのデータを活用している。

【原子力爆弾の恐怖】

中國新聞の公式サイト内にある「ヒロシマ平和メディアセンター」というページの「平和記念公園(爆心地)街並み復元図」という所では,「広島が原爆で壊滅した5日後の廃虚の航空写真と,現在の広島の地図を重ね合わせたPDF地図」と,「現代の空中写真と爆心地の街並み復元地図を重ね合わせたPDF地図」がともに無償ダウンロードできるようになっている。地図をみているだけでも,昔の広島の原風景と,それを一瞬にして奪ってしまった原爆投下という事象などさまざまな事柄がイメージできる。

このサイトは,首都大学東京の渡邉英徳氏などを中心に,広島平和記念資料館,広島女学院同窓会,八王子原爆被爆者の会,中国新聞社をはじめとする提供元から得られたすべての資料を,デジタル地球儀上に重層表示した「多元的デジタル・アーカイブズ」である。1945年当時の体験談,写真,地図,その他の資料を,現在の航空写真,立体地形と重ねあわせ閲覧することができる。

【報道の自由】

国境なき記者団(Reportes without borders)とは,言論の自由擁護を目的としたジャーナリストによる非政府組織である。本部はフランスのパリにある。本来は,「世界中で拘禁されたジャーナリストの救出,死亡した場合は家族の支援,各国のメディア規制の動きへの監視・警告が主な活動」である(Wikipedia)。とくこの公式サイトで発表している,「世界報道自由ランキング」(Worldwide press freedom index) や,「インターネットの敵 (Enemies of the Internet) 」では,教科書には載らない世界の現実を知ることができる。サイトは英文であるが,Google翻訳などによって日本語訳すればその読み取りは容易である。

 都市と村落 

【都市構造】

世界各地の都市の街路網についてわかりやすいグレースケールの地図で示されているサイトである。世界の主要都市のサンプル地図だけでなく,任意の都市についてその名称を英語入力するとそうしたグレースケールの地図が入手できる。

1851年から1914年の間のパリ市内の建物の建築年代を11の年代別にインタラクティブマップの形式で可視化しているサイトである。それぞれの年代の凡例をチェックすると表示と非表示の切り替えができる。ヨーロッパの都市構造が中心部に伝統的建築物が多いといわれているが,その点がよくわかるサイトである。

イギリスのロンドンにあるEmu Analytics社が提供しているインタラクティブマップである。ロンドンをはじめとするイギリス国内のトップ25の都市域について,建築物の高さ別に色分けして示してくれるサイトである。

【超高層建築物】

都市の土地利用の特色は,垂直的な土地利用が卓越していることである。実は,このサイトでは,世界のすべての現存あるいは計画中のすべての「高さ213m以上の超高層建築」について,統計データを提供してくれる。「The World's Tallest buildings」というページには,世界の超高層建築がランキング順に紹介されている。

 民族・文化

【地域紛争】

このサイトは,世界の様々な国がかかえている「係争中の地域」の位置を,地図中の該当する国をクリックするだけで,「黄色」の点として視覚化してくれるサイトである。地域や説明テキストのリストは,CIA のWorld FactbookやWikipediaなどによっている。よく見ると「竹島」がドクトになっていたり,日本人としては違和感のある点もあるが,よくできている。マップはアメリカの起業家・Max Galka氏が, Mapbox Studioというオンラインの地図作成ソフトを利用して作成したものである。高校地理の紛争地域の学習などでの活用も可能である。

【世界の言語】

このサイトはバスク出身者によって作られたサイトである。ここの「言語地図」では世界各地の,言語分布についての地図が閲覧できる。

これはウエノサトシ氏という個人が運営しているサイトで,国際理解を目的としたものである。とくにこのサイトの「世界の文字に変換しよう(かな・世界の文字変換)」というページでは,日本語(ひらがな)を世界各地の言語に変化できるユニークなオンラインサービスを展開している。

言語博物館(Language Museum )のサイト。世界各地の2000言語が,サンプル文という形態で見ることができる。

世界の現用文字28種すべてと,歴史的文字89種が閲覧できる。

【民族衣装】

このサイトでは,世界各地の民族衣装を着た人形のJPG画像が容易に入手できる。

【同一の姓,民族の分布図】

Public Profilerというイギリスの地理学の教授が運営しているサイトがある。任意の姓,民族の人間の分布を,世界地図あるいは国単位の地図で確認できるサイトである。

【世界遺産】

ユネスコの運営する「World Heritage(世界遺産)」というサイトがでは常に最新の世界遺産の分布図「World Heritage Map」がPDF形式で入手できる。

 地誌的な基本情報

【国別の地図・衛星画像】

geology.comは,地質学・地球科学に特化した各種情報を公開するサイトである。アメリカの関連分野の研究者が共同で運営している。このうち「World Political/Physical Maps and Satellite Images」というページでは,各国別の地図と衛星画像が公開されている。

【各国の基礎データ】

「国・地域」というページでは諸外国・世界の基礎データが,入手できる。

世界各国を実際に観光するときの基本情報が容易に入手可能なページ。ここでは,パスポートや査証,予防接種,渡航書類,通貨,両替,通関手続き,使用されている電圧・プラグ,チップ,滞在中の注意,法定休日・年中行事,日本との時差,気候,服装,慣習・マナー,飲料水,トイレなどの最新情報が入手可能である。

このサイトでは,海外移住の国選びに役立つ地図や情報を満載している。「海外移住」という観点において有用と考えられる様々な主題図も掲載されている。

アメリカのCIAによる世界各国の国単位のプロファイリングサイト。歴史・政府・経済・地理・通信・運輸・軍事などについての基本情報を掲載している。

このサイトの「旅の情報収集」というページには,国別基本情報,人気都市の歩き方,世界の天気&服装ナビ,世界の地図,旅のお役立ちリンク集などがある。

【世界の通貨】

各地の紙幣イメージが,検索・閲覧・入手可能なサイトである。

このサイトの中に「CURRENCY CONVERTER WIDGET(世界通貨コンバーター)」というオンラインサービスがある。世界のお金を,他国の通貨に換算してくれるツールである。

【世界の国歌】

このサイトでは,世界各国の国歌について歌詞(原文)と日本語訳が掲載されている。また該当する国歌についてYoutube動画で聞くことができる。

【世界の新聞】

アメリカ合衆国のワシントンD.C.近くにあるNewseumという「ニュースとジャーナリズムの総合博物館」の公式サイト。このサイトでは,「世界各国72か国777の新聞の,その日の一面記事」がPDF文書でダウンロードできる。

 景観写真

【地球科学関連】

Earth Science World Image Bankとは,米国地質学研究所が運営するサイト内にある,地球科学関連画像の提供サービスである。ここには6000以上の高品質の画像が登録されているが,その中の写真については非営利の教育目的ということであれば,無料でダウンロードできる。

【災害写真】

財団法人消防科学総合センターのサイトで「災害写真データベース」というサイトがある。このセンターが災害調査の活動および資料収集等を実施してきた過程で蓄積してきた写真データのデータベースで, ある。火山噴火などについては残念がらないが,地震,土砂崩れ,台風,竜巻など多くの災害についての記録写真が著作権フリーで公開されている。高校地理の地形の学習などでは,地震などについて必ず触れるが,そうした時の有用な情報源のひとつである。

【各地の景観】

掲載されている景観写真は,国士舘大学地理学教室の教員が世界各地で撮影した写真であり,地理学教室の教員の専門的なコメントが付されているため,写真の示す意味も明確で安心して利用できる。

高精細な都市景観CGを提供するサービスで,Microsoft社が無償配布しているオンライン地図。

arth Science World Image Bankとは,米国地質学研究所が運営するサイト内にある,地球科学関連画像の提供サービスである。ここには6000以上の高品質の画像が登録されているが,その中の写真については非営利の教育目的ということであれば,無料でダウンロードできる

フランス人の写真家・ヤン=アルテュス=ベルトラン氏のサイトでyannarthusbertrandというサイトがある。このサイトは氏が世界各地で撮影した景観写真,人物写真などが公開されている。以前から国内のいろいろなブログやサイトなどで紹介されているサイトである。実際のぞいてみると,本当に感動的なほどに美しい写真が多い。

10 Geological Wonders you didn’t knowというサイトがある。このサイトは,世界の絶景を紹介するサイトである。ここでは,このブログに示しているような世界の絶景を見ることができる。とくに地形学習などへの興味付けの素材として使えるサイトであると考える。

【ジャーナリズム】

Newyork Times子会社のボストン・グローブ(The Boston Globe)は,マサチューセッツ州ボストンで最大の発行部数を誇る日刊新聞であるが,その公式サイト内の「The Big Picture」は,世界各地の様子を「解像度の高い大きな写真」で強いインパクトとともに伝えている。画面に映し出される大きな写真の下にある「MORE PHOTOS →」をクリックするとその写真関連の特集ページにアクセスできる。

【町並み景観】

伝統的建造物群保存地区をもつ市町村が集まってつくる全国伝統的建造物群保存地区協議会の公式サイト。ここでは日本各地の保存地区の景観写真をはじめとした資料が掲載されている。

 世界のニュースまとめ
2000年?2011年の月別の「おもだった世界のニュース動画あるいは画像(情報ソースはCNNなど)」を世界地図上で検索できるユニークなサイトである。その地図上に表示されるニュースタグは,政治,戦争と軍隊,ビジネス,災害,スポーツ,今後のイベントなどの特定のテーマ別に整理されている。ヨーロッパ,東アジア,南アジア,中東,アフリカ,ラテンアメリカ,北アメリカなどの特定の地域で絞り込みを行うこともできる。
アメリカ合衆国のワシントンD.C.近くにあるNewseumという「ニュースとジャーナリズムの総合博物館」の公式サイト。このサイトの Today's Front Pages online galleryというページでは,「世界各国859の新聞の,その日の一面記事」をpdf文書でダウンロードできる。サイト内の地図で「新聞の一面記事」を見たい地域を選択することもできる。
Newyork Times子会社のボストン・グローブ(The Boston Globe)は,マサチューセッツ州ボストンで最大の発行部数を誇る日刊新聞であるが,その公式サイト内の「The Big Picture」は,世界各地の様子を「解像度の高い大きな写真」で強いインパクトとともに伝えている。画面に映し出される大きな写真の下にある「MORE PHOTOS →」をクリックするとその写真関連の特集ページにアクセスできる。

 

 アメリカ合衆国

【官製地図】

NaturalGeographicの公式サイト内のサービスで,PDF Quadsというサービスがある。USGS(米国地質調査所)でつくっている地図がpdf形式で入手できるサイトである。利用に際しては,サイト内の合衆国の地図を拡大させたときに表示される赤いポインタをクリックして,そこで地図をダウンロードすればよい。

【統計】

アメリカ合衆国の国政調査を担う米国勢調査局(US Census Bureau)の運営する公式の統計サイトである。

【河川

ここでは,アメリカ合衆国国内のリアルタイムな河川の流れ,干ばつなどについての監視結果が地図化されたものが掲載されている。「現在の河川の流出量」「干ばつ状況」「洪水の発生状況」「過去の水の流出」などをマッピング化したものである。

【人種・民族

1880年から2000年までのアメリカ合衆国への移民について,出身国別,年代別にインタラクティブマップで見

2000年センサスの情報提供ページの一つに「Mapping Census 2000: The Geography of U.S. Diversity」というページがある。ここではPDF形式で,2000年現在のアメリカの人種別の分布図がダウンロードできる。

アメリカのミシガン大学の哲学科の教授Elizabeth Anderson氏と,Jeffrey Jones氏が運営している英文サイトである。最終更新が2002年というサイトで少しデータの古さはあるものの,ここではアメリカの主要都市におけるアジア系住民・白人・黒人・ヒスパニックの分布,さらには地区ごとの所得分布が容易に確認でき,依然としてアメリカ国内では人種による居住空間の違いと,収入の違いがあることが,インタラクティブ形式(対話形式)の地図で,視覚的に理解させてくれる。高校地理の教材としては,都市問題,人種問題の教材として有用である。

【農業】

アメリカ合衆国の農業政策を司る「アメリカ合衆国農務省(USDA)」の公式サイトでは,「2007 Census Publications(5年おきに行われる農業センサスの資料の最新版)」が公開されている。そこでは,オンラインデータベースで様々なデータのcsv形式での検索入手も可能である。そこまでのデータは必要ないという方も「Ag Atlas MapsAgricultural」というページをのぞいてほしい。このセンサス結果を反映した,郡単位の農業主題図をグラフィカルな多色パターンとドットマップで示したものがpdf形式で入手できる。英文サイトではあるが,Google翻訳でサイト全体を翻訳してしまえば,使い勝手は問題ない。

【エネルギー】

再生可能エネルギーの発展のために活動するアメリカ合衆国唯一の国立研究所で,「国立再生可能エネルギー研究所(NREL)という組織があるが,公式サイト内では,アメリカ国内の再生エネルギーの活用に関して,その活用状況や,潜在的な活用の可能性を視覚化したGISマップが,インタラクティブ形式(対話形式)で活用できるサービスを複数提供している。これらのマップは,高校地理の資源・エネルギーの項目の授業において,「再生可能エネルギー」を具体的に扱う歳の有用な資料となりうる。で入手できる。

 ヨーロッパ

【統計】

ヨーロッパ地誌の概観,あるいは本質的な考察にとって有用サイトとしてはEUが運営する「EUROSTAT」のstaticsページがある。様々な指標についての主題図をPDF形式でダウンロードできるページである。ここで入手できる主題図は,経済と金融,人口や社会情勢,産業・貿易とサービス,農業・林業・漁業,輸送とエネルギー,科学技術などの指標についてのものである。ヨーロッパ地誌の概観では,中心地域と周辺地域とがあることを生徒に印象づけるとよいと考えるが,それらの指標の主題図については,その意図に沿うものもある。それらのものを教員がチョイスして生徒に提示し,その意味を読み取らせるといったアクティビティも考えられる。

【気候

Sat24.comは毎日4回更新されるリアルタイムの気象衛星動画がオンラインで見られるサービスである。ヨーロッパ,アフリカ,アジア,中近東,北アメリカ,南アメリカ,オセアニアの気象衛星画像や,雨,風,雷,気温の分布を示した画像を動画形式で見られる。動画は1日4回の更新が行われる。このブログの画像は今日の気温分布の変化を示したものであるが,これらの動画と気象衛星動画による雲の動きを示した動画を生徒に見せることで,ヨーロッパを確かに偏西が吹いており,ヨーロッパの内陸部の気候に影響を与えていることを実感させることができると考える。日本の天気予報で生徒が普段目にしている「天気,雲,気温分布が西から東にシフトしている様子」をヨーロッパでも実感できるよい素材である。

 朝鮮民主主義人民共和国

朝鮮民主主義人民共和国の唯一のポタールサイトで「ネナラ」というサイトがある。朝鮮民主主義人民共和国のIT産業の中心基地とされる「朝鮮コンピューターセンター(KCC)」が運営するサイトである。

 北極地方

このサイトの中にあるArctic Environmental Atlas(北極環境地図帳)は,有用な北極圏地域のインタラクティブマップでは,そのマップデータをsvg形式などで,容易に入手できる。

CARMA(カーマ)とは本来は,北極圏に生息するトナカイ(カリブー)に対する人間生活の及ぼす影響をモニターし,評価するための組織である。このサイトでは,ツンドラ気候地域の指標になる家畜であるトナカイについての,生息場所や季節移動に関するリアルなデータが入手可能である。メインページにアクセスして,「CAMA Interactive map」というページを開くとFlah形式のマップ,北極海沿岸のトナカイの季節移動を示すアニメーションが閲覧できる。

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